出っ歯治療 差し歯と矯正で悩む

差し歯出っ歯の治療には、差し歯(セラミッククラウンなど)で部分的に治すか、矯正で根本的に治すか、選ぶことができる場合がほとんどです。

差し歯の場合、短い期間で治療を終えることができるので、結婚式や留学に間に合わせたり、客商売でできるだけ早く治したい人にとって好都合なものとなります。タレントなんかは差し歯をする人が多いようです。ちなみに芸人なんかは、出っ歯をトレードマークにするためにわざと大きい歯を選んでつけることがあるそうです。また全体矯正より安価で済むことも差し歯を選ぶ人が少なくない大きな理由となっています。

一方、矯正の場合、口元の審美性を根本的に改善する方向で治療していくので、長い目で見たときメリットが大きくなってきます。なにより、天然の歯を残すことができるというのはやはり重要なポイントです。

差し歯治療

出っ歯を差し歯に変えて審美治療する場合、歯の神経を殺して歯の角度を変えるやり方をとります。(土台の向きを途中から内側に曲げる形になります)
歯茎自体は動かさずに、歯の出ている部分だけで見た目を改善することになります。

ですので歯茎自体が出ている人は差し歯に変えてもどこか出っ歯感は残ると思います。また、土台(コアー)が金属のものだと境目の黒ずみが目立つことがあるので、差し歯にするならオールセラミックにするのが望ましいです。

差し歯とインプラントは混同しやすいのですが、差し歯は歯の根元に土台を埋め込んでそれに歯冠をかぶせるものです。インプラントの場合、歯の根元ごと人工のものに付け替えることになります。歯が折れた⇒差し歯治療。歯が抜けた⇒インプラント治療。となります。

前歯2本をオール・セラミッククラウンの差し歯にした場合、費用は総額で40〜50万程度と言われています。期間は2〜3ヶ月です。

前歯2〜3本を部分矯正(歯列矯正)した場合、40〜60万円ほどかかります。費用は装置料によって変動し、メタル矯正⇒セラミック矯正⇒舌側矯正の順番で高くなっていきます。この場合治療期間は1年程度です。見た目自体は半年ほどで改善されます。

出っ歯 差し歯と矯正

基本的には、経済的に余裕があれば矯正が望ましいです。ただし、状態などによってどちらがベターなのか変わってくる場合もあるので、まずは医師に相談してみるしかありません。

歯科医院を選ぶ際には最低でも3件はまわった方がよさそうです。審美が得意な歯科医院が望ましいでしょう。そういった審美にこだわっているクリニックでは、過去の症例写真を残していることが多いですので、写真を見せてもらって判断するとよいかと思います。

美容整形でも同じことが言えるのですが、審美を目的とした治療ではトラブルが起き易いという現実があります。患者側でも、じゅうぶんな調査と慎重な決断が必要だと心得ておいたほうがよさそうです。

歯医者さんは万能ではなく、得意、不得意があります。治療が得意だけど予防が苦手など、いろいろあるようで、全てにおいてハイレベルな先生となるとかなり数が限られてくると言われています。

良い歯科医院が突然来月に全部つぶれるなどということはありませんので、成人の方でしたらじっくり検討することをおすすめします。